青磁とは?青緑の釉薬から生まれた「青磁色」と東アジアの陶磁文化

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せいじ

青磁とは?青緑の釉薬から生まれた「青磁色」と東アジアの陶磁文化

Celadon

青磁は、青緑から灰緑の釉色を特徴とする陶磁器です。中国で発展し、朝鮮半島や日本へ広がった青磁の色は、工芸品の名称から「青磁色」という色名にもなりました。

青磁色は、淡い青緑や灰みのある緑を表す色名です。その由来となった青磁は、青緑色の釉薬をまとった陶磁器。色名だけを見るより、器の表面に生まれる光沢や透明感まで知ると、その色がどこから来たのかがよく分かります。

青磁とはどのような陶磁器なのか

メトロポリタン美術館は、celadonを青緑から灰緑まで幅のある釉色を持つ陶磁器として紹介しています。青磁は中国で発展し、朝鮮半島でも高麗青磁として独自の美を築きました。

青磁の色は一色ではない

青磁の釉色には、青みの強いもの、緑みの強いもの、灰色を帯びたものなど幅があります。焼成条件、釉薬の成分、器胎、厚みなどによって発色が変わるため、歴史的な青磁を一つの固定色で表すことはできません。

青磁色はどんな色なのか

青磁色は、灰みを含んだやわらかな青緑です。水色ほど青くなく、若草色ほど黄色くもないため、静かで涼やかな印象があります。

カラーコードで示す青磁色は、陶磁器の実物をすべて同じ色にするものではありません。器によって異なる釉色とは分けて、色名を比較するための代表値として見るのが適切です。

中国から朝鮮半島、日本へ広がった青磁

青磁の技術と美意識は東アジア各地へ広がりました。メトロポリタン美術館の資料では、青磁は中国から日本へも伝わり、日本でものちに青磁が制作されるようになったことが紹介されています。

地域や時代ごとに器形や釉調が異なるため、「青磁」という言葉の中にも多様な工芸史があります。

釉薬ならではの透明感

青磁は平面の塗料ではなく、釉薬が器の表面を覆うことで色が見えます。光沢や釉の厚み、表面の凹凸によって明暗が生まれ、同じ器の中でも色が変化して見えます。

青磁色を現代の配色に使う

青磁色は、白、生成り、灰、淡い茶色などと組み合わせると、陶磁器や自然素材を思わせる穏やかな配色になります。濃い藍や墨色を加えると輪郭が締まり、和のデザインにも使いやすくなります。

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青磁と関係する色

代表色や、色名・文化・素材などで直接関係づけた色を表示しています。

出典・確認情報

青磁の青緑から灰緑の釉色と東アジアでの展開を確認。青磁色の代表値は色しるべ既存「青磁色」を使用し、焼成条件等による実物の釉色差を固定HEXと同一視しない。