クリーム色

COLOR ENCYCLOPEDIA#FFFDD0
くりーむいろ

クリーム色

Cream

クリーム色は、乳製品のクリームを思わせる黄みがかった淡い白〜薄黄色です。白より温かく、黄色より穏やかなニュートラルカラーとして使われます。

HEX
#FFFDD0
RGB
255, 253, 208
HSL
57.5°, 100.0%, 90.8%
CMYK参考値
0.0%, 0.8%, 18.4%, 0.0%

※ CMYKはICCプロファイルを使用しない一般的な参考換算値です。印刷条件によって値は異なります。

クリーム色の意味

クリーム色は、白に少量の黄みを加えたような淡黄色・黄白色を表します。辞書では「クリームのような淡黄色」とされ、純白より柔らかく、ベージュより明るい位置にある色として扱われます。天然の乳脂肪の色は原料や光によって変わるため、商品色としてのクリームにも幅があります。インテリアや服飾では、白のまぶしさを抑えながら明るさを維持できるため、背景やベースカラーに非常に使いやすい色です。

クリーム色の名前の由来

名称は乳製品の「cream」に由来します。乳脂肪を含むクリームには真っ白ではなくわずかな黄色みがあるため、その色を表す言葉として「cream color」「クリーム色」が使われるようになりました。日本では洋食や洋装が普及した近代に外来色名として定着し、20世紀初頭の文学にもクリーム色の服飾を表す用例が確認されます。「クリームイエロー」や「クリームホワイト」と近い言葉ですが、用途によって示す明るさや黄みは異なります。

クリーム色の歴史

日本語の「クリーム色」は明治末〜大正期には洋装を表す文章に現れ、近代的な商品色として広まりました。住宅の壁、紙、家電、服地など工業製品の色数が増えるにつれ、純白ではない柔らかな白を区別する実用的な名称として定着しました。戦後の住宅・インテリアでは圧迫感の少ない明色として頻繁に使われ、現在も「アイボリー」「オフホワイト」「生成り」と並ぶ定番のベースカラーです。

クリーム色と文化

クリーム色は、乳製品、菓子、パン、紙、布、木材などの温かな素材感と相性がよく、生活空間に自然になじみます。日本の住宅では白壁の代わりに少し黄みのある壁紙として使われることも多く、和室の生成りや木の色にも合わせやすい色です。食品や化粧品では「まろやか」「やさしい」印象を作りやすく、ブライダルやベビー向けの配色にも使われます。

クリーム色の印象・イメージ

温かさ、やさしさ、安心感、清潔感、素朴さを感じさせやすい色です。純白よりコントラストが穏やかで、長時間見る背景にも使いやすい一方、黄みが強いと古びた印象になることがあります。ブラウンやキャメルと合わせるとナチュラルに、ネイビーと合わせると上品に、くすみピンクやセージグリーンと合わせると柔らかな現代的配色になります。

クリーム色の使われ方

壁紙、家具、寝具、衣料、紙製品、食品・化粧品パッケージ、Webの背景色などに適しています。長文ページでは真っ白より目の刺激を抑えたい場合の背景候補になりますが、薄いグレー文字などとのコントラスト不足には注意が必要です。アクセントには深い茶、紺、緑、ワインレッドなどを置くと全体が締まります。

SOURCE COMPARISON

資料による色の違い

伝統色や歴史的な色名では、資料や規格によって代表色値が異なることがあります。色しるべでは確認済みの資料値を並べ、代表値との差をΔE00でも比較します。

資料HEXマンセル代表値との差
非公開: カラーサイト.com 色名称データ#FFFDD0ΔE00 0.00
COLOR DIFFERENCE

クリーム色と近い色を数値で比べる

下の「近い色一覧」とは役割を分け、ここでは近い3色について、明るさ・鮮やかさ・色相がどう違うかを比較します。

クリーム色
Eggshell
Eggshellとの違い

明るさは近い、鮮やかさも近い、色相はかなり近い色です。

ΔE000.91明るさ差+0.005クロマ差-0.003色相差2.1°
比較ページで詳しく見る →
クリーム色
Pale
Paleとの違い

明るさは近い、鮮やかさも近い、色相はかなり近い色です。

ΔE001.91明るさ差-0.008クロマ差-0.005色相差4.9°
比較ページで詳しく見る →
クリーム色
エクリュ
エクリュとの違い

明るさは近い、鮮やかさも近い、色相はかなり近い色です。

ΔE002.13明るさ差+0.002クロマ差+0.010色相差3.2°
比較ページで詳しく見る →
SIMILAR COLORS

クリーム色に近い色

CIEDE2000による色差ΔE00を使い、色しるべの登録色から近い色を表示します。

JAPANESE COLORS

クリーム色に近い日本の伝統色

EXPLORE DIRECTION

クリーム色から「もっと○○」な色を探す

OKLChの明るさ・クロマ・色相を基準に、現在の色から少し方向を変えた登録色を自動で選びます。

COLOR PALETTE

クリーム色を使った配色

OKLChを基準に機械的に生成した配色候補です。実際の用途や文字の読みやすさに合わせて調整してください。

COLOR INDEX

クリーム色の分類

COLOR DATA

クリーム色の詳細な色彩データ

HEX#FFFDD0
RGB255, 253, 208
CMYK参考値0.0%, 0.8%, 18.4%, 0.0%
HSL57.5°, 100.0%, 90.8%
HSV57.45°, 18.43%, 100.00%
CIELABL* 98.4583 / a* -6.4928 / b* 21.8324
CIELChL* 98.4583 / C* 22.7774 / h 106.56°
OKLabL 0.984403 / a -0.015317 / b 0.055935
OKLChL 0.984403 / C 0.057994 / h 105.31°
相対輝度0.960646
白とのコントラスト1.04:1
黒とのコントラスト20.21:1
Lab・LChはsRGBからD65基準で算出しています。CMYKは印刷プロファイルを指定しない参考換算値です。

代表色値の出典・確認情報

該当箇所Cream #FFFDD0
色値確認日2026-09-08

色しるべ代表値 #FFFDD0 の参照元。

この色についての補足

クリーム色・クリームイエロー・アイボリー・オフホワイトは近い色域ですが、基準となる由来や代表値は異なります。商品名だけで判断せず色見本で比較してください。

この色をもっと調べるクリーム色