色彩とは、私たちが光を受けて感じる「色」の見え方と、それを体系的に扱う考え方です。色名を覚えるだけでなく、色相・明るさ・鮮やかさ、光源、周囲の色、表示媒体などを分けて考えると、色を正確に比較しやすくなります。
色は「見えるもの」であり、同じ物でも条件で変わる
CIE(国際照明委員会)は知覚される色を、色相、明るさまたは明度、色みの強さ(彩度・クロマなど)といった属性で記述できる視知覚の特性として定義しています。実際の見え方は光の分光分布、周囲、観察者の順応状態などにも影響されます。
色相・明度・彩度をまず押さえる
- 色相:赤・黄・緑・青・紫のような色みの違い
- 明度:明るいか暗いか
- 彩度:鮮やかか、灰みに近いかを考えるための尺度
日常の「彩度」と専門的なcolorfulness・chroma・saturationは厳密には同じ概念ではありません。色しるべでは、一般向けの説明と色差計算など専門的な指標を分けて扱います。
デジタルではRGB・印刷ではCMYKがよく使われる
画面では赤・緑・青の光を扱うRGB、印刷ではシアン・マゼンタ・イエロー・黒のインクを扱うCMYKが代表的です。RGBとCMYKは同じ数値体系ではなく、変換すると色が完全には一致しない場合があります。詳しくはRGBとCMYKの記事で解説しています。
カラーコードは色そのものではなく「表し方」の一つ
HEXやRGB値は、主にデジタルで色を指定するための数値表現です。色名には幅があり、実物の染料や顔料、花の色が一つのHEX値と完全に一致するわけではありません。色しるべでは代表値としてカラーコードを示しつつ、由来や近似色も別に確認できるようにしています。
色を調べる入り口
色図鑑では色名から、色検索では条件から、カラーコード検索・変換では数値から色を探せます。目的に合わせて入口を使い分けてください。


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