錆の色とは?鉄の腐食から生まれた「錆色」と赤茶の幅

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さび

錆の色とは?鉄の腐食から生まれた「錆色」と赤茶の幅

Rust

鉄の錆は赤茶色だけでなく、環境や生成物によって褐色、黒、緑がかった色など多様です。その代表的な赤褐色の印象から生まれた「錆色」を、材料の変化と色名の両面から見ていきます。

錆色は、古びた鉄の表面を思わせる暗い赤褐色です。ただし、実際の「錆」は一色ではありません。腐食によって生じる物質や環境が違えば、表面の色も変わります。

錆とは金属表面の変化

鉄は水分や酸素などの影響を受けると腐食し、表面にさまざまな鉄化合物を生じます。NIMSでは錆や腐食を材料研究の重要なテーマとして扱い、赤褐色だけでなく黒錆やグリーンラストのような異なる生成物も研究されています。

錆は赤茶だけではない

日常的に「錆色」として思い浮かべやすいのは赤茶色ですが、実際には黒っぽい錆や緑がかった錆もあります。金属の種類、湿度、塩分、時間などによって表面状態が変化するためです。

錆色はどんな色なのか

錆色は、赤みを含んだ暗い茶色です。煉瓦色より暗く、鳶色や焦茶に近い落ち着きを持っています。新品の金属にはない、時間の経過を感じさせる色でもあります。

劣化の色が美意識にもなる

工業材料では錆は防ぐべき腐食ですが、デザインや工芸では古びた質感を表す色として魅力的に扱われることがあります。経年変化を感じさせる色として、木、革、土の色とも相性があります。

錆色は自然な経年変化を表す

色見本としての錆色は赤褐色の一つですが、実物の腐食面には斑点や濃淡があります。その不均一さまで含めて見ると、錆色は「古さ」や「時間」を感じさせる素材由来の色だと分かります。

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錆と関係する色

代表色や、色名・文化・素材などで直接関係づけた色を表示しています。

出典・確認情報

鉄錆と腐食研究の概要、錆に複数の状態があることを確認。錆色は既存色DB sabi-iro と関連付ける。