COLOR MOTIF
つゆくさ
露草の色とは?朝に咲く青い花から生まれた「露草色」
Asiatic dayflower / Commelina communis
ツユクサは夏に鮮やかな青い花を咲かせる一年草です。その花の印象は「露草色」という青の色名になり、花の汁は染色や下絵にも利用されてきました。
道端や草地で見かけるツユクサは、小さな花ながら鮮烈な青が目を引きます。その色彩から生まれたのが「露草色」です。
ツユクサとはどのような植物なのか
ツユクサはツユクサ科の一年草で、学名はCommelina communisです。国立科学博物館の植物解説では北海道から沖縄まで分布し、7月から9月ごろに青い花を咲かせるとされています。
花の青は短い時間の中で見える
ツユクサの花は一日のうち比較的短い時間だけ開き、青い花弁が強く印象に残ります。小さな花の面積に対して彩度が高いため、草の緑の中でもよく目立ちます。
露草色はどんな青なのか
露草色は、明るさと鮮やかさを感じる青です。藍色や縹色より軽く、水色よりも色味が強いため、夏の花らしい清涼感があります。
ツユクサは色材としても使われた
ツユクサは「青花」とも呼ばれ、花の色素を利用する文化があります。ただし植物由来の青は安定性が高いとは限らず、現在のデジタル色見本と歴史的な花汁の発色は同じものではありません。
露草色が伝える夏の青
青空や水ではなく、花から名付けられた青である点が露草色の特徴です。群青色、藍色、浅葱色などと比べると、同じ青系でも由来となる素材や自然物がまったく異なることが分かります。
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露草と関係する色
代表色や、色名・文化・素材などで直接関係づけた色を表示しています。
出典・確認情報
ツユクサの学名・分布・花期・青い花を確認。露草色は既存色DB tsuyukusa-iro と関連付ける。








