PANTONE(パントン)は、デザイン・印刷・製品分野で色を共通言語として扱うためのカラーシステムを提供しています。代表的なのがPantone Matching System(PMS)で、色番号と物理的な色見本を使って色を指定します。
PANTONEには用途別のカラーシステムがある
Pantone公式は、グラフィック向けのPMSと、ファッション・ホーム・インテリア向けのFHIなど、素材や用途に応じたシステムを分けています。素材が変われば同じ色意図でも見え方が変わるためです。
特色とCMYKは作り方が違う
PANTONEのSpot Colorは、特定色のインクを調合して印刷する特色です。CMYKプロセスカラーは、シアン・マゼンタ・イエロー・黒の網点を重ねて多数の色を作ります。ブランドロゴのように色の一貫性を重視する場合、特色が選ばれることがあります。
CMYK近似値はPANTONE特色そのものではない
Pantone Color Bridgeのようなツールでは、Spot Colorと近いCMYKシミュレーションを並べて比較します。これは「同じ色」という意味ではなく、プロセス印刷でどの程度近づけられるかを見るためのものです。
DICとの違い
DICカラーガイドも色番号と色見本で色を伝える仕組みですが、別企業・別体系です。PANTONE番号とDIC番号に一対一の公式対応があるわけではありません。近似色を探す場合も、最終的には使用する見本帳と印刷条件で確認します。
画面だけで最終色を決めない
モニター表示はRGBで、紙や素材の色は反射光で見えます。重要なブランドカラーでは、画面上の近似値だけでなく、現物の色見本や校正で確認するのが安全です。
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