オレンジ

COLOR ENCYCLOPEDIA#EF810F
おれんじ

オレンジ

Orange

オレンジは、赤と黄の間に位置する明るく暖かな色です。英語の色名 orange は柑橘のオレンジ果実に由来し、日本の色彩規格では黄赤系の代表的な外来色名として扱われます。

HEX
#EF810F
RGB
239, 129, 15
HSL
30.5°, 88.2%, 49.8%
CMYK参考値
0.0%, 46.0%, 93.7%, 6.3%
マンセル値
5YR 6.5/13

※ CMYKはICCプロファイルを使用しない一般的な参考換算値です。印刷条件によって値は異なります。

オレンジの意味

オレンジは赤と黄の中間にある暖色で、熟したオレンジ果実を思わせる色名です。色相としては黄赤の範囲に入り、赤に寄れば力強く、黄に寄れば軽快に見えます。日本のJIS系統色名では、マンセルのYRに対応する中間色相として「黄赤」が用いられています。日常語のオレンジは一つの厳密な数値ではなく、鮮やかな橙から黄みの強い橙、くすんだテラコッタ寄りまで広い幅を持つため、代表値と周辺色を比較して使うのが実用的です。

オレンジの名前の由来

英語 orange は、先に果実の名称として使われ、その果実の熟した色から色名になりました。語は古フランス語・イタリア語を経て、アラビア語・ペルシア語、さらにサンスクリット語系の語へ遡ると説明されています。英語で色を表す用法は16世紀初めごろから確認され、それ以前は現代のオレンジに近い色を saffron や citrine など別の語で表すことがありました。日本語では「橙色」と外来語「オレンジ」が並行して使われます。

オレンジの歴史

オレンジ色の概念は、果実がヨーロッパに広がり、その名称が色名へ転用される過程で定着しました。英語資料では16世紀初頭に色名としての用例が確認されています。近代のマンセル表色系では赤と黄の中間色相YRが設定され、日本のJISではこれを「黄赤」と訳して系統色名に採用しました。このため日常語のオレンジと、規格上の黄赤はほぼ同じ色相領域を説明する別の言い方として理解できます。日本では明治以降、外来語色名が増えるなかでオレンジも一般化しました。20世紀以降は交通・スポーツ・広告など視認性を求める場面にも広がり、果実名由来の色が国際的な基本色語彙として定着しました。

オレンジと文化

オレンジは果実、夕日、炎、紅葉など身近な自然物と結びつきやすく、食品・スポーツ・交通・広告など多様な場面に使われます。赤ほど緊張感を強めず、黄色よりも温かく重みを出せるため、活動的な印象を保ちながら親しみを作りやすい色です。日本語では「橙色」という和語表記もあり、伝統的な文脈では橙、現代的な製品やデザインではオレンジと、語の選び方で印象が変わることがあります。

オレンジの印象・イメージ

オレンジは暖かさ、活気、親しみ、陽気さを感じさせやすい色です。高彩度では強く目を引き、彩度を落とすと焼き物や土のような落ち着いた雰囲気になります。黄色より赤みがあるため軽すぎず、赤より黄みがあるため攻撃的になりにくい中間的な暖色として使えます。ただし印象は周囲の色、明度、用途によって変わるため、心理効果を固定的に断定しないことが大切です。

オレンジの使われ方

Webや広告ではCTA、見出し、アイコンなど視線を集めたい箇所に使いやすく、白や濃紺、チャコールとの組み合わせで可読性を調整できます。ファッションでは茶・ベージュ・ネイビーと合わせやすく、インテリアではクッションや小物のアクセントに向きます。食品分野では柑橘や焼き色を連想させるためパッケージにも多用されます。広い面積では強く感じやすいので、彩度を下げた橙やテラコッタ系も比較すると選びやすくなります。

SOURCE COMPARISON

資料による色の違い

伝統色や歴史的な色名では、資料や規格によって代表色値が異なることがあります。色しるべでは確認済みの資料値を並べ、代表値との差をΔE00でも比較します。

資料HEXマンセル代表値との差
JIS慣用色名 公開対応表(マンセル値・RGB(16))
慣用色名一覧 No.180
#EF810F5YR 6.5/13ΔE00 0.00
COLOR DIFFERENCE

オレンジと近い色を数値で比べる

下の「近い色一覧」とは役割を分け、ここでは近い3色について、明るさ・鮮やかさ・色相がどう違うかを比較します。

オレンジ
橙色
橙色との違い

明るさは近い、鮮やかさも近い、色相はかなり近い色です。

ΔE000.00明るさ差0.000クロマ差0.000色相差0.0°
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オレンジ
Pumpkin Orange
Pumpkin Orangeとの違い

明るさは近い、鮮やかさも近い、色相はかなり近い色です。

ΔE002.95明るさ差+0.010クロマ差+0.014色相差4.3°
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オレンジ
パンプキン
パンプキンとの違い

やや暗い、鮮やかさも近い、色相はかなり近い色です。

ΔE003.45明るさ差-0.035クロマ差-0.005色相差0.3°
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SIMILAR COLORS

オレンジに近い色

CIEDE2000による色差ΔE00を使い、色しるべの登録色から近い色を表示します。

JAPANESE COLORS

オレンジに近い日本の伝統色

EXPLORE DIRECTION

オレンジから「もっと○○」な色を探す

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COLOR PALETTE

オレンジを使った配色

OKLChを基準に機械的に生成した配色候補です。実際の用途や文字の読みやすさに合わせて調整してください。

COLOR INDEX

オレンジの分類

色系統
トーン
国・地域
色名の由来
規格・色体系
COLOR DATA

オレンジの詳細な色彩データ

HEX#EF810F
RGB239, 129, 15
CMYK参考値0.0%, 46.0%, 93.7%, 6.3%
HSL30.5°, 88.2%, 49.8%
HSV30.54°, 93.72%, 93.73%
CIELABL* 65.0347 / a* 36.1417 / b* 69.3620
CIELChL* 65.0347 / C* 78.2132 / h 62.48°
OKLabL 0.711945 / a 0.093508 / b 0.141701
OKLChL 0.711945 / C 0.169773 / h 56.58°
相対輝度0.340857
白とのコントラスト2.69:1
黒とのコントラスト7.82:1
マンセル値5YR 6.5/13
Lab・LChはsRGBからD65基準で算出しています。CMYKは印刷プロファイルを指定しない参考換算値です。

代表色値の出典・確認情報

該当箇所慣用色名一覧 No.180
色値確認日2026-09-08

マンセル値とRGB(16)を参照。HEXはJIS規格の公式HEXではなく、色しるべのWeb表示用代表値として採用。

この色についての補足

「オレンジ」は広い色域を指す一般色名です。色しるべの代表HEXは特定の果実やJIS値を唯一の正解として固定するものではなく、資料・製品規格・表示環境による差があります。

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