エメラルドグリーン

COLOR ENCYCLOPEDIA#00A474
えめらるどぐりーん

エメラルドグリーン

Emerald Green

エメラルドグリーンは、宝石エメラルドを思わせる鮮やかな緑色です。深さと輝きを感じさせる緑として、宝飾、服飾、絵具、海や湖の表現などに広く使われてきました。

HEX
#00A474
RGB
0, 164, 116
HSL
162.4°, 100.0%, 32.2%
CMYK参考値
100.0%, 0.0%, 29.3%, 35.7%
マンセル値
4G 6/8

※ CMYKはICCプロファイルを使用しない一般的な参考換算値です。印刷条件によって値は異なります。

エメラルドグリーンの意味

エメラルドグリーンは、宝石のエメラルドのような明るく冴えた緑を表す色名です。コトバンクではJISの色彩規格で「つよい緑」とされ、一般には鮮やかで爽やかな緑色として説明されています。天然のエメラルドはベリルという鉱物の緑色変種で、GIAでは望ましい色を帯青緑から純粋な緑で鮮やかな彩度を持つものとしています。色名としてのエメラルドグリーンは宝石一個の正確な測色値を写すものではなく、宝石が象徴する豊かな緑を抽象化した慣用色名です。

エメラルドグリーンの名前の由来

名称は宝石 emerald に green を組み合わせたものです。GIAは emerald の名が古代ギリシャ語系の「緑色」を表す語 smaragdus に由来すると紹介しています。つまりエメラルド自体が古くから「緑の宝石」として認識され、その宝石名が近代の色名へ転用されました。「エメラルドグリーン」は宝石そのものの色を直接表す場合のほか、海、湖、布、絵具などの鮮やかな緑を形容する一般色名としても使われます。

エメラルドグリーンの歴史

エメラルドは古代エジプトをはじめ長い採掘・宝飾の歴史を持ち、緑色の代表的な宝石として特別視されてきました。色名「エメラルドグリーン」は近代に定着し、日本語でも1900年前後には自然の緑を表す用例が確認されています。また19世紀には「emerald green」と呼ばれる鮮やかな人工顔料も作られ、銅とヒ素を含む強い毒性のある顔料として知られました。この顔料と現代の安全な「エメラルドグリーン色」は同一物ではありません。色名は宝石・顔料・一般色という複数の歴史を重ねながら現在まで残っています。

エメラルドグリーンと文化

エメラルドグリーンは、宝石の豪華さ、自然の豊かさ、深い森や透明な海などを連想させる色です。GIAが紹介するようにエメラルドは古代から珍重され、クレオパトラとの逸話など歴史的な象徴性も持ちます。現代ではジュエリー、ドレス、ブランドカラー、リゾート写真などで高級感と自然感を同時に表現する色として使われます。一方、歴史的な「エメラルドグリーン顔料」には有毒なヒ素系顔料があったため、美しい色名と材料安全性は別問題として理解する必要があります。

エメラルドグリーンの印象・イメージ

エメラルドグリーンは、鮮やか、上質、生命力、瑞々しさ、華やかさを感じさせやすい色です。一般的な緑より宝石的な輝きや深さを連想させ、青みが加わると涼しく洗練された印象になります。暗い背景では強いアクセントとして映え、白や金色と合わせると華やかに、ネイビーや黒と合わせると重厚にまとまります。

エメラルドグリーンの使われ方

ファッションではドレス、ニット、バッグ、アクセサリーなどの主役色として使われます。ジュエリーでは実際のエメラルドと組み合わせて象徴的な緑を演出できます。Webやグラフィックでは高級感、自然、宝石、金融などのブランドカラーとして使えますが、高彩度の緑は大面積で強く見えるため背景では明度や彩度を調整すると扱いやすくなります。インテリアではベルベットやガラス、小物などに使うと深いアクセントになります。

SOURCE COMPARISON

資料による色の違い

伝統色や歴史的な色名では、資料や規格によって代表色値が異なることがあります。色しるべでは確認済みの資料値を並べ、代表値との差をΔE00でも比較します。

資料HEXマンセル代表値との差
非公開: JIS慣用色名 公開対応表(マンセル値・RGB(16))
慣用色名一覧 No.218
#00A4744G 6/8ΔE00 0.00
COLOR DIFFERENCE

エメラルドグリーンと近い色を数値で比べる

下の「近い色一覧」とは役割を分け、ここでは近い3色について、明るさ・鮮やかさ・色相がどう違うかを比較します。

エメラルドグリーン
ブルーイッシュグリーン
ブルーイッシュグリーンとの違い

明るさは近い、鮮やかさも近い、色相はかなり近い色です。

ΔE000.84明るさ差+0.006クロマ差0.000色相差1.1°
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エメラルドグリーン
ジェード
ジェードとの違い

明るさは近い、鮮やかさも近い、色相はかなり近い色です。

ΔE001.46明るさ差+0.011クロマ差-0.001色相差2.1°
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エメラルドグリーン
ティールグリーン
ティールグリーンとの違い

明るさは近い、鮮やかさも近い、色相はかなり近い色です。

ΔE001.70明るさ差0.000クロマ差-0.003色相差3.5°
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SIMILAR COLORS

エメラルドグリーンに近い色

CIEDE2000による色差ΔE00を使い、色しるべの登録色から近い色を表示します。

JAPANESE COLORS

エメラルドグリーンに近い日本の伝統色

EXPLORE DIRECTION

エメラルドグリーンから「もっと○○」な色を探す

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COLOR PALETTE

エメラルドグリーンを使った配色

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COLOR INDEX

エメラルドグリーンの分類

色系統
トーン
国・地域
規格・色体系
COLOR DATA

エメラルドグリーンの詳細な色彩データ

HEX#00A474
RGB0, 164, 116
CMYK参考値100.0%, 0.0%, 29.3%, 35.7%
HSL162.4°, 100.0%, 32.2%
HSV162.44°, 100.00%, 64.31%
CIELABL* 59.7164 / a* -47.8586 / b* 14.9523
CIELChL* 59.7164 / C* 50.1400 / h 162.65°
OKLabL 0.636135 / a -0.130584 / b 0.038027
OKLChL 0.636135 / C 0.136008 / h 163.76°
相対輝度0.278119
白とのコントラスト3.20:1
黒とのコントラスト6.56:1
マンセル値4G 6/8
Lab・LChはsRGBからD65基準で算出しています。CMYKは印刷プロファイルを指定しない参考換算値です。

代表色値の出典・確認情報

該当箇所慣用色名一覧 No.218
色値確認日2026-09-08

マンセル値とRGB(16)を参照。HEXはJIS規格の公式HEXではなく、色しるべのWeb表示用代表値として採用。

この色についての補足

歴史上「エメラルドグリーン」と呼ばれた顔料にはヒ素を含む有毒なものがありましたが、現代のデジタル色名や一般的な商品色がその顔料を意味するわけではありません。また天然エメラルドの色には幅があり、一つのHEXで宝石全体を代表できません。

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