鶯色

COLOR ENCYCLOPEDIA#706C3E
うぐいすいろ

鶯色

Uguisu-iro

鶯色はJIS慣用色名に掲載される色名です。公開対応表ではマンセル値 1GY 4.5/3.5 に対応します。 色しるべでは既存の代表値を維持し、由来や近い色との違いをあわせて確認できます。

HEX
#706C3E
RGB
112, 108, 62
HSL
55.2°, 28.7%, 34.1%
CMYK参考値
0.0%, 3.6%, 44.6%, 56.1%
マンセル値
1GY 4.5/3.5

※ CMYKはICCプロファイルを使用しない一般的な参考換算値です。印刷条件によって値は異なります。

鶯色の意味

鶯色は、鶯色はJIS慣用色名に掲載される色名です。公開対応表ではマンセル値 1GY 4.5/3.5 に対応します。 色しるべでは既存の代表値を維持し、由来や近い色との違いをあわせて確認できます。色名としては一つの数値だけを意味するのではなく、自然物・素材・絵具・商品色などの文脈の中で一定の色域を表します。色しるべでは現在登録済みの代表値を維持し、JIS・CSS・色名調査など出典の種類を区別して扱います。似た色を比較するときは、HEXだけでなく由来、明るさ、鮮やかさ、青み・黄み・赤みといった方向の違いも見ると判断しやすくなります。

鶯色の名前の由来

鶯色は、ウグイスの羽を思わせる、灰みを含んだ黄緑系の色名です。実際のウグイスは明るい黄緑一色ではなく、オリーブがかった落ち着いた羽色を持つため、いわゆる「うぐいす餅」の鮮やかな緑とは区別して考える必要があります。 日本の伝統色は、染料や素材そのものの色、自然物の見え方、言葉としての用例が重なって定着したものが多く、資料によって色見本に差があります。したがって名称の由来と現在の代表値は分けて理解するのが適切です。

鶯色の歴史

鶯色は、日本の暮らしや染色・工芸の中で、身近な自然物や素材を手掛かりに認識されてきた色名の一つです。 歴史的な色は、染料の産地、媒染、染め重ね、布地、保存状態、照明によって発色が変わるため、古い染織品と現代のデジタル見本が完全に一致するとは限りません。近代以降は色彩資料や工業的な色名体系の中でも整理され、現在はJIS慣用色名などを通して一般の色名として確認できます。色しるべでは歴史的な名称の背景を尊重しつつ、画面表示用の代表値とは別に考えます。

鶯色と文化

早春の鳥や和菓子の名称を通して季節感と結びつき、和装、和紙、陶器、庭園を思わせる配色で親しまれます。抹茶色、苔色、鶯茶など近い和色と並べると、黄みと灰みの違いが分かりやすくなります。 日本の色文化では、季節、植物、動物、染料、器物など具体的なモチーフと色名が結びついています。単独の色見本だけでなく、近い和色や素材との組み合わせを見ることで、この色が持つ文化的な位置づけを理解しやすくなります。

鶯色の印象・イメージ

鶯色は、個性、落ち着き、洗練、印象的といった印象を作りやすい色です。色名の由来となる自然物・素材・文化的背景が連想に影響するため、同じ数値でも使う場面によって受け取られ方は変わります。白や生成りを合わせると軽く見え、黒やチャコールを加えると輪郭が締まります。近い色と並べる場合は明度・彩度・色相差を確認すると、鶯色らしさを保ちやすくなります。

鶯色の使われ方

鶯色は、衣料、雑貨、パッケージ、インテリア、印刷物、Webデザインなど幅広い用途で使えます。由来が植物・鉱物・素材にある色は、そのモチーフを扱う商品や季節テーマのアクセントにも向きます。Webで背景やボタンに使う場合は、代表HEXだけで判断せず実画面で文字とのコントラストを確認してください。この明るさでは鶯色の上に置く文字色として白系を候補にし、WCAG等の基準に沿って最終確認するのが安全です。

SOURCE COMPARISON

資料による色の違い

伝統色や歴史的な色名では、資料や規格によって代表色値が異なることがあります。色しるべでは確認済みの資料値を並べ、代表値との差をΔE00でも比較します。

資料HEXマンセル代表値との差
非公開: JIS慣用色名 公開対応表(マンセル値・RGB(16))
慣用色名一覧 No.69
#706C3E1GY 4.5/3.5ΔE00 0.00
COLOR DIFFERENCE

鶯色と近い色を数値で比べる

下の「近い色一覧」とは役割を分け、ここでは近い3色について、明るさ・鮮やかさ・色相がどう違うかを比較します。

鶯色
苔色
苔色との違い

やや明るい、やや鮮やか、色相はかなり近い色です。

ΔE006.67明るさ差+0.043クロマ差+0.024色相差3.3°
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鶯色
Muddy Green
Muddy Greenとの違い

明るさは近い、やや鮮やか、色相差は約16.2°、分類は黄緑系色です。

ΔE007.13明るさ差+0.008クロマ差+0.027色相差16.2°
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鶯色
グリニッシュブラウン
グリニッシュブラウンとの違い

やや暗い、やや鮮やか、色相はかなり近い色です。

ΔE007.64明るさ差-0.038クロマ差+0.029色相差0.8°
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SIMILAR COLORS

鶯色に近い色

CIEDE2000による色差ΔE00を使い、色しるべの登録色から近い色を表示します。

JAPANESE COLORS

鶯色に近い日本の伝統色

EXPLORE DIRECTION

鶯色から「もっと○○」な色を探す

OKLChの明るさ・クロマ・色相を基準に、現在の色から少し方向を変えた登録色を自動で選びます。

COLOR PALETTE

鶯色を使った配色

OKLChを基準に機械的に生成した配色候補です。実際の用途や文字の読みやすさに合わせて調整してください。

COLOR INDEX

鶯色の分類

色系統
国・地域
規格・色体系
COLOR DATA

鶯色の詳細な色彩データ

HEX#706C3E
RGB112, 108, 62
CMYK参考値0.0%, 3.6%, 44.6%, 56.1%
HSL55.2°, 28.7%, 34.1%
HSV55.20°, 44.64%, 43.92%
CIELABL* 44.9668 / a* -5.7394 / b* 26.2410
CIELChL* 44.9668 / C* 26.8613 / h 102.34°
OKLabL 0.523577 / a -0.015939 / b 0.063544
OKLChL 0.523577 / C 0.065513 / h 104.08°
相対輝度0.145177
白とのコントラスト5.38:1
黒とのコントラスト3.90:1
マンセル値1GY 4.5/3.5
Lab・LChはsRGBからD65基準で算出しています。CMYKは印刷プロファイルを指定しない参考換算値です。

代表色値の出典・確認情報

該当箇所慣用色名一覧 No.69
色値確認日2026-09-08

マンセル値とRGB(16)を参照。HEXはJIS規格の公式HEXではなく、色しるべのWeb表示用代表値として採用。

この色についての補足

「鶯色」と「鶯茶」は別の色名です。また菓子などで俗に使われる明るい緑を、そのまま伝統色の鶯色とみなさないよう注意してください。

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