イラストの配色は、色数より
「何を一番見せたいか」で決める
主役、背景、補助色、差し色、影、光。色を役割で整理し、明度と彩度で視線を設計すると、色数が多くても作品がまとまりやすくなります。
参考画像や作品写真から、使いたい色をピンポイントで拾えます。 カーソル位置の1pxをHEX・RGB・HSLで確認でき、必要なら3×3〜15×15の平均にも切り替えられます。
どんな絵にしたい? 雰囲気から選ぶ
配色理論から考えなくても、描きたい世界観からおすすめへ進めます。
仕上がりの雰囲気から選ぶ
世界観は決まっているけど色味で迷うときは、仕上がりの方向から選べます。
描く題材・見せる場所から選ぶ
作品の題材や、どこで見せるかから配色候補を選べます。
おすすめを96パターンから選ぶ
大量にありますが、全部を見る必要はありません。検索・ジャンル・王道だけ表示から、自分に近いものをすぐ選べます。
最初に決める4つ
明るい、静か、重い、幻想的など、色を選ぶ前に方向を言葉にします。
誰・何を最初に見てほしいか決め、色の強さをそこへ集めます。
色相より先に、主役と背景が明るさで分離しているか確認します。
少量でも目を引く色を、視線を止めたい場所だけに使います。
作品配色ラボ|主役・補助・差し色・背景を組む
4色を役割として動かし、面積と明るさの関係を確認します。
実際の作品で見る|選んだ配色をイラストに反映
4色の役割だけでは完成形を想像しにくいので、キャラクター・風景・ファンタジー・食べ物・SNSアイコンの見本で確認できます。
同じ4色でも、どこを一番見せたいかで使い方は変わります。主役に一番強い差を集め、背景は主役を邪魔しないように調整してください。
色相より先に「明度」で主役と背景を分ける
作品配色ラボの4色をそのまま読み込み、カラー・グレースケール・小さいサムネイルで比較します。色相に頼らず、主役が背景から分離しているかを見るための簡易チェックです。
カラーで違って見えても
- 赤と緑など色相が大きく違っても、明るさが近いと形が弱く見えることがあります。
- 縮小表示・サムネイルでは明度構造がより重要になります。
一度グレースケールで見る
- 主役と背景が同じ明るさに潰れていないか
- 視線を集めたい場所が一番強い差になっているか
- 細部より大きな明暗の塊から確認する
影色は「黒を足す」、光は「白を足す」だけではない
光源を先に決める
- 昼光、夕方、室内灯などで光の色が変わる
- 周囲の色が反射して影にも影響する
- 同じ固有色でも環境で見え方が変わる
彩度の強弱を使う
- 全部を高彩度にすると視線の優先順位が弱くなる
- 主役だけ彩度を残す方法もある
- 背景を少しくすませると前景が出やすい場合がある
作品タイプ別の色設計
顔に視線を集めたいなら、髪・服・背景のコントラストを調整します。
遠景・中景・近景で明度や彩度を変え、空気遠近を意識します。
縮小時に細部が消えるため、少ない色と明確な差で形を残します。
1コマだけでなく、ページ全体の色密度と視線の流れを見ます。
通常・選択・ダメージ・レア度など、意味を色だけに依存しすぎない設計にします。
画面色のまま出ない場合があるため、印刷方法や素材も早めに確認します。
デジタルの色と、画材・印刷の色を分ける
デジタルで作った中間色をそのまま絵具レシピとして扱わず、画材では実際に混ぜて確認します。印刷する作品は、最終出力の色域・用紙・印刷方式まで確認します。
完成前チェックリスト
色しるべで続けて確認する
作品を次の用途へつなげる
描いた作品を、見せる・印刷する・別素材へ展開するときはこちら。
