色の「値」だけでなく、
出典・条件・資料差まで追える研究基盤へ
色しるべでは、代表色値を唯一の絶対値として扱わず、どの資料に基づく値なのか、同じ色名に別の値があるのか、どの計算条件で比較したのかを切り分けます。研究・教育・制作で再確認できるよう、出典ライブラリ、資料別色値、CSV、JSON API、色差計算を一つの入口からたどれるようにします。
何を確認したいかで入口を分ける
「色名」「代表HEX」「規格」「資料差」「計算値」を同じものとして扱わないのが研究利用の出発点です。
02 資料差同じ色名で値が違う?複数資料に色値がある色を横断し、資料差をCIEDE2000(ΔE00)で比較します。資料による色値の違い →
02B 3資料比較3資料以上で色を見比べたい3資料以上の色だけを対象に、最大ΔE00・中央値・最も離れた資料ペアと各資料のHEXを比較します。3資料以上の比較へ →
02C 資料ペア資料同士の傾向を比べたい共通色が3色以上ある資料ペアを対象に、共通色数・ΔE00の中央値・平均・最大値を比較します。資料ペア比較へ →
02D データセット研究データを外部分析で使いたい資料別色値CSV・JSON API・資料ペア集計・dataset revision・データ辞書をまとめています。研究データセットへ →
03 色差Lab値同士の差を計算したいCIELAB値を直接入力し、ΔE76とCIEDE2000を同時に確認します。色差計算へ ↓
04 データ利用CSV・JSONで扱いたい資料別色値を機械可読形式で確認し、分析・検証用の入口として利用できます。データ利用へ ↓
CIELAB 色差計算|ΔE76 と CIEDE2000
Lab値を直接入力して2つの色差式を比較します。RGBやHEXからの変換条件を混ぜないため、この計算機では入力をCIELABに限定しています。
CIEDE2000は、CIELAB上の単純なユークリッド距離より、知覚的な色差との対応を改善するための補正を含む式です。用途別の合否基準はここでは決めません。
研究データの収録状況を、件数と範囲で公開
色しるべの研究データが「どこまで収録され、どこまで確認されているか」を 現在のデータベースから動的に集計しています。
7704f3ba8c4a5f8983b433778a829418b5dcfd28fe31e263327e7e872e625322
同じ識別子なら、資料別色値データの内容は同じ状態です。
「公開色ベースの収録率」は、誕生色の自動生成ページを含む全公開色を分母にしています。 一方、「研究対象色のカバー率」は、軽量・noindex運用の誕生色自動生成ページを除外した研究対象色だけを分母にしています。 どちらも品質点ではなく、出典の性格、一次資料性、測色条件、版、資料差は別に確認する必要があります。
CSV・JSON APIで資料別色値を確認する
CSV
表計算・統計処理・手元での監査に使いやすい形式です。色名、採用値、出典、資料別HEX、マンセル値、ΔE00などの項目を確認できます。
JSON API
プログラムから資料別色値を取得する入口です。レスポンス内にレコード数と計算方法も含め、データ利用時に前提を追いやすくしています。
APIの計算条件を取得中…資料別色値APIを、その場で検索してレスポンスを確認
色名・出典名・HEXで検索し、返る件数とJSONの形を確認できます。 研究・検証・外部ツール連携の前に、APIの使い方をブラウザ上で試せます。
同じURLを保存すれば、同じ検索条件を再利用できます。データ件数や内容はデータベース更新により将来変化するため、研究記録では取得日も一緒に残してください。
q色名・出典名・HEX
source_id出典ID
value_typedigital_reference / standard
verified1 / 0
pageページ番号
per_page1〜100件
研究データの「列の意味」を、機械可読スキーマとして公開
CSVやAPIを外部分析へ持ち出したあとでも、各フィールドの型・意味・注意点を確認できます。スキーマ自体にもSHA-256識別子を付けています。
color_name
string
色しるべ上の色名。
adopted_hex
hex_srgb
色しるべが表示・比較用に採用している代表HEX。
source_name
string
出典マスター名。
variant_hex
hex_srgb
その出典に記録している資料別HEX。
munsell
string
出典に記録がある場合のマンセル表記。
value_type
enum
値の性格を示す分類。
delta_e00_from_adopted
number|null
資料別HEXと採用HEXのCIEDE2000色差。HEXをsRGBとして扱う比較値。
verified
boolean
資料別色値レコードの内部確認フラグ。
研究利用で分けて考える4つ
同じ名称でも、規格・文化・分野・資料によって指す範囲や代表値が一致しないことがあります。
HEX・RGBは表示用の数値です。物体色の規格値、測色値、マンセル表記などと同一視しません。
一次資料、規格、技術仕様、調査データ、第三者対応表では証拠の性格が異なります。
色差や変換値は、色空間、白色点、観察条件、変換方法などの条件とセットで扱います。
参考文献・検証先
色しるべ「研究・データ利用」 https://ironoshirube.com/research/
研究者の公開研究から色を見る
同じ色データでも、色知覚・測色・色名・照明・文化など研究分野によって見る角度が変わります。研究者ごとの公開論文をSourceへつなぎ、研究条件とサイト側の分析を分けて整理します。
