小豆の色とは?赤褐色の豆から生まれた「小豆色」

COLOR MOTIF
あずき

小豆の色とは?赤褐色の豆から生まれた「小豆色」

Azuki bean / Vigna angularis

小豆は和菓子や赤飯などに使われる身近な豆です。赤褐色の種皮を思わせる「小豆色」は、食べ物から生まれた日本の色名。実物の豆と色見本の違いも整理します。

小豆色は、落ち着いた赤褐色を表す日本の色名です。その基準になった小豆は、和菓子や赤飯など日本の食文化に欠かせない豆として親しまれています。

小豆とはどのような作物なのか

農林水産省の品種審査基準では、小豆はVigna angularisとして扱われています。実際には品種があり、粒の大きさや種皮の色などにも違いがあります。

豆の色は一粒の中でも変化する

乾燥した小豆の種皮は赤から赤褐色に見えますが、光沢、品種、保存状態によって明るさは変わります。また煮ると色素が溶け出し、あんや煮汁ではさらに別の色調になります。

小豆色はどんな茶赤なのか

小豆色は、赤に茶と灰みを加えたような穏やかな色です。栗色より赤みがあり、蘇芳よりやわらかく感じることがあります。派手さを抑えた赤として、和装や工芸でも使いやすい色です。

食べ物が色の基準になる

柿色や栗色と同じく、小豆色も日常の食べ物を色の目印にした名称です。身近な自然物を使えば、専門的な色票がなくても色のイメージを共有できます。

実物の豆と代表色は分けて考える

小豆の種皮には個体差や品種差があるため、すべての粒が同じ色ではありません。小豆色のカラーコードは、色名を比較するための代表的な基準として見るのが適切です。

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小豆と関係する色

代表色や、色名・文化・素材などで直接関係づけた色を表示しています。

出典・確認情報

小豆の学名と品種審査上の位置づけを確認。小豆色は既存色DB azuki-iro と関連付ける。