バーントアンバー

COLOR ENCYCLOPEDIA#57462D
ばーんとあんばー

バーントアンバー

Burnt Umber

バーントアンバーはJIS慣用色名に掲載される色名です。公開対応表ではマンセル値 10YR 3/3、Web表示用参考値 #57462D に対応します。

HEX
#57462D
RGB
87, 70, 45
HSL
35.7°, 31.8%, 25.9%
CMYK参考値
0.0%, 19.5%, 48.3%, 65.9%
マンセル値
10YR 3/3

※ CMYKはICCプロファイルを使用しない一般的な参考換算値です。印刷条件によって値は異なります。

バーントアンバーの意味

バーントアンバーは、赤橙〜橙系に位置する色名です。バーントアンバーはJIS慣用色名に掲載される色名です。公開対応表ではマンセル値 10YR 3/3、Web表示用参考値 #57462D に対応します。 色名は一つのHEXだけを意味するものではなく、自然物・素材・顔料・商品色などの文脈の中で一定の色域を表します。色しるべでは現在登録済みの代表値を維持し、JIS慣用色名とxkcd色名調査など出典の種類を区別して扱います。近い色を比較するときは、色名だけでなく明度・彩度・色相の違いも見ると特徴をつかみやすくなります。

バーントアンバーの名前の由来

バーントアンバーは、天然の褐色土系顔料アンバー(umber)を加熱して得られる、より赤みの強い暗褐色に由来する色名です。絵画では陰影や深い茶色を作る基本的な土系顔料として知られています。 色名は自然物や素材の印象を言葉に置き換えたもので、実物には照明、表面、個体差があります。JISやデジタル色見本は、その名称を扱いやすくするための代表的な基準として見るのが適切です。

バーントアンバーの歴史

アンバーは天然の土系顔料として古くから絵画に使われ、焼成によって色を深めたものがバーントアンバーです。油彩や水彩では陰影、木、土、肌の暗部などを作る基本的な褐色として広く利用されてきました。 近代以降、絵具、染色、服飾、工業製品、デザイン教育などを通して色名が整理され、日本でも外来色名または慣用色名として広く使われるようになりました。素材の実物色、印刷色、ディスプレイのRGBでは再現方式が異なるため、色値は出典ごとに確認する必要があります。

バーントアンバーと文化

バーントアンバーは、絵画、木材、革、家具、土を連想させる深い褐色で、陰影や重厚感を作る色として使われます。ベージュや生成りと合わせると自然素材らしい配色になります。 現代ではファッション、インテリア、グラフィック、商品デザインなどで広く使われます。色名が持つ自然物・素材・宝石・植物などの連想を生かすと、単なる数値色よりも背景のある配色を作れます。

バーントアンバーの印象・イメージ

バーントアンバーは、活力、温かさ、親しみ、陽気さといった印象を作りやすい色です。同じ赤橙〜橙系でも、明度や彩度、青み・黄みの差によって受ける印象は大きく変わります。白や生成りを合わせると軽さが出て、黒やチャコールを加えると輪郭が締まります。近似色と並べるときは、色名の由来だけでなく実際の色見本と数値を確認し、バーントアンバーらしい方向を残すと配色しやすくなります。

バーントアンバーの使われ方

バーントアンバーは、ファッション、雑貨、パッケージ、インテリア、印刷物、Webデザインなど幅広い用途で使えます。由来となる植物・鉱物・食品・素材がある場合は、そのモチーフを扱う商品や季節テーマのアクセントにも向きます。Webで背景やボタンに使う場合は代表HEXだけで判断せず、文字サイズや太さを含めてコントラストを確認してください。この代表値では白や明るい文字色を候補にし、最終的にはWCAG等の基準で可読性を確認するのが安全です。

SOURCE COMPARISON

資料による色の違い

伝統色や歴史的な色名では、資料や規格によって代表色値が異なることがあります。色しるべでは確認済みの資料値を並べ、代表値との差をΔE00でも比較します。

資料HEXマンセル代表値との差
JIS慣用色名 公開対応表(マンセル値・RGB(16))
慣用色名一覧 No.194
#57462D10YR 3/3ΔE00 0.00
COLOR DIFFERENCE

バーントアンバーと近い色を数値で比べる

下の「近い色一覧」とは役割を分け、ここでは近い3色について、明るさ・鮮やかさ・色相がどう違うかを比較します。

バーントアンバー
セピア
セピアとの違い

やや暗い、鮮やかさも近い、色相はかなり近い色です。

ΔE005.09明るさ差-0.041クロマ差-0.014色相差2.0°
比較ページで詳しく見る →
バーントアンバー
焦茶
焦茶との違い

明るさは近い、鮮やかさも近い、色相差は約19.6°色です。

ΔE006.06明るさ差0.000クロマ差-0.014色相差19.6°
比較ページで詳しく見る →
バーントアンバー
茶色
茶色との違い

やや明るい、鮮やかさも近い、色相差は約18.9°色です。

ΔE007.84明るさ差+0.041クロマ差+0.014色相差18.9°
比較ページで詳しく見る →
SIMILAR COLORS

バーントアンバーに近い色

CIEDE2000による色差ΔE00を使い、色しるべの登録色から近い色を表示します。

JAPANESE COLORS

バーントアンバーに近い日本の伝統色

EXPLORE DIRECTION

バーントアンバーから「もっと○○」な色を探す

OKLChの明るさ・クロマ・色相を基準に、現在の色から少し方向を変えた登録色を自動で選びます。

COLOR PALETTE

バーントアンバーを使った配色

OKLChを基準に機械的に生成した配色候補です。実際の用途や文字の読みやすさに合わせて調整してください。

COLOR INDEX

バーントアンバーの分類

色系統
国・地域
規格・色体系
COLOR DATA

バーントアンバーの詳細な色彩データ

HEX#57462D
RGB87, 70, 45
CMYK参考値0.0%, 19.5%, 48.3%, 65.9%
HSL35.7°, 31.8%, 25.9%
HSV35.71°, 48.28%, 34.12%
CIELABL* 30.8697 / a* 3.4310 / b* 17.7806
CIELChL* 30.8697 / C* 18.1086 / h 79.08°
OKLabL 0.405340 / a 0.010393 / b 0.043557
OKLChL 0.405340 / C 0.044780 / h 76.58°
相対輝度0.065960
白とのコントラスト9.05:1
黒とのコントラスト2.32:1
マンセル値10YR 3/3
Lab・LChはsRGBからD65基準で算出しています。CMYKは印刷プロファイルを指定しない参考換算値です。

代表色値の出典・確認情報

該当箇所慣用色名一覧 No.194
色値確認日2026-09-09

マンセル値とRGB(16)を参照。HEXはJIS規格の公式HEXではなく、色しるべのWeb表示用代表値として採用。

この色についての補足

歴史的なバーントアンバーは天然土顔料を焼成したものです。現代の絵具はメーカーによって使用顔料が異なるため、商品色とJIS代表値は分けて確認してください。

この色をもっと調べるバーントアンバー