6月14日の誕生色は、採用する体系によって異なります。日本版の366日バースデーカラーでは「アイボリー」、I-IROのColorstrology系では「スプリング・ブーケ」が対応します。
初めて見る方へ|そもそも誕生色とは?
誕生色は、誕生日の月や日に色を結びつけて楽しむ考え方です。 公的なひとつの統一規格ではないため、同じ誕生日でも体系によって違う色が割り当てられることがあります。色しるべでは、それらを混ぜずに体系別で比較します。
HEXについて
ここで表示するHEXは、公開資料をもとにした画面表示用の参考値です。同じ色名でも資料によって値が異なることがあり、物理的な色見本やPANTONEの実物色とHEXを完全に同一視するものではありません。
日本版の6月14日の誕生色は「アイボリー」
Happy Birthday Projectの366日誕生色一覧では、6月14日に「アイボリー」が掲載されています。画面表示用の参考HEXは #F8F4E6 です。
I-IROでは「スプリング・ブーケ」
I-IROの誕生色図鑑では、6月14日に「スプリング・ブーケ」が対応します。画面表示用の参考HEXは #6FCF90 です。
6月14日のカラーコード・RGB・HSL早見表
画面上で色を扱いやすいように、2体系の参考HEXからRGB・HSL・CMYKの目安を計算して並べます。CMYKはsRGBからの簡易換算で、印刷物の実測値やICCプロファイルを使った変換とは異なります。
| 体系 | 色名 | HEX | RGB | HSL | CMYK目安 |
|---|---|---|---|---|---|
| 日本版 | アイボリー | #F8F4E6 | 248, 244, 230 | 47°, 56%, 94% | 0%, 2%, 7%, 3% |
| Colorstrology系 | スプリング・ブーケ | #6FCF90 | 111, 207, 144 | 141°, 50%, 62% | 46%, 0%, 30%, 19% |
6月14日の誕生色を配色に使うなら
日本版の「アイボリー」を主役にした教材用の配色例です。公式な組み合わせではなく、色の見え方を試すための例として利用してください。
※3色目はHSL上で色相をおよそ180°ずらした教材用アクセントです。「補色」は採用する色モデル・色相環によって定義が変わるため、唯一の公式な補色を示すものではありません。
以下は色しるべの色図鑑データベースに登録された定義・意味・由来・使い方などを、この記事の2色に合わせて整理したものです。誕生色としての割り当てと、色名そのものの意味や歴史は分けて確認できます。
日本版の誕生色「アイボリー」を色そのものから詳しく見る
アイボリーは、象牙を思わせる黄みを帯びたごく淡い色で、純白より柔らかく温かみのある印象を持つ色名です。インテリア、紙製品、服飾などで使われる定番のオフホワイト系カラーです。
アイボリーの意味・捉え方
アイボリーは、英語 ivory に由来する色名で、もともとは象牙そのものを指します。色としては純粋な白ではなく、黄みやわずかな灰みを含む淡い色を表します。コトバンクの色名辞典ではJIS上「黄みのうすい灰色」とされ、象牙色と同系統の色として説明されています。日常ではオフホワイト、クリーム、生成り、ベージュなどと近い印象で扱われますが、それぞれ由来も代表的な色調も異なります。白より柔らかく、ベージュより軽い中間的なニュートラルカラーとして考えると位置づけやすい色です。
アイボリーの由来
色名の由来は象の牙である「象牙」です。英語 ivory は中世英語以前から象牙素材を指す語として使われ、語源辞典ではアングロフランス語や中世ラテン語を経た古い語とされています。英語で色を表す用法は16世紀末には確認され、象牙の淡い黄白色がそのまま色名化しました。日本語では「アイボリー」と「象牙色」の両方が使われ、近代以降の外来語として定着しています。現代の色名としては実物の象牙を材料として使う意味ではなく、その外観を連想させる淡い黄白色を表す名称として独立しています。
アイボリーの歴史
象牙は古くから彫刻、装飾品、工芸品、鍵盤などに利用されてきたため、その滑らかな黄白色も高級素材のイメージと結びつきました。英語では16世紀末に色の形容として ivory の用例があり、日本では明治末から大正期に「アイボリー」「象牙色」「アイボリーペーパー」などの語が文献に見られます。その後、実物素材としての象牙とは切り離され、塗料、紙、布、内装材などの色名として一般化しました。現在は象牙の国際取引が厳しく規制されている一方、「アイボリー」は材料名ではなく色名として広く残っています。
アイボリーの文化
アイボリーは、象牙製の工芸品や上質な紙の連想から、上品、穏やか、クラシックといった文化的イメージを持ちやすい色です。純白ほど硬質に見えないため、住宅の壁紙、カーテン、家具、婚礼用品、紙製品など、清潔感を保ちながら温かさを加えたい場面で定番化しました。ただし色名の由来となった象牙は野生生物保護の観点で扱いに注意が必要な素材です。現代に「アイボリー色」を使用することは象牙利用を意味せず、あくまで淡い黄白系の色調を示す慣用的な名称として理解するのが適切です。
アイボリーの印象
アイボリーは、白の清潔感を残しながら黄みが加わることで、柔らかさ、温かさ、落ち着き、上品さを感じさせやすい色です。真っ白な背景よりも刺激が弱く、ナチュラルな素材や暖色系と調和しやすい一方、照明によってはクリーム色や薄いベージュのように見えることがあります。青みの強い白と並べると黄みが目立ち、茶色や木材と組み合わせると自然なニュートラルカラーとして馴染みます。
アイボリーの使い方
インテリアでは壁、カーテン、ソファ、寝具など大きな面積に使いやすく、木目やベージュ、ブラウンと組み合わせると温かな空間を作れます。ファッションでは白の代わりになる柔らかなベースカラーとして、ネイビー、カーキ、ブラウン、くすみ色などと合わせやすい色です。Webや印刷では背景色に使うと純白より穏やかな画面になりますが、薄い文字色を重ねるとコントラスト不足になりやすいため注意が必要です。商品色名ではメーカーごとに色差が大きいので、名称だけでなく実際の色見本を確認すると安全です。
Colorstrology系の誕生色「スプリング・ブーケ」を色そのものから詳しく見る
スプリング・ブーケは、Colorstrology系の誕生色体系で6月14日の色として掲載される色名です。色しるべでは、画面表示用の参考HEX #6FCF90 と出典を分けて掲載しています。
スプリング・ブーケの意味・捉え方
スプリング・ブーケは誕生色の体系で用いられる色名です。色しるべでは、誕生色としての掲載事実と参考HEXを出典と分けて整理しています。
スプリング・ブーケの使い方
Webやデザインでこの色を使う場合は、掲載しているHEXを画面表示用の目安として利用できます。印刷物では用紙・インキ・照明・色管理条件によって見え方が変わります。
6月14日の2つの誕生色は、色としてどれくらい違う?
色相差は約94°で、色相差が大きい組み合わせです。HSLの明度では「アイボリー」の方が高く、2色の明度差は32ポイントです。彩度は「アイボリー」の方が高く、差は6ポイントです。2色間のWCAG方式のコントラスト比は1.73:1で、2色の明暗差は小さいと読めます。
アイボリーとスプリング・ブーケを一緒に使うなら
HSL上は明度差がありますが、WCAG方式のコントラスト比は文字用途の十分な差とは限りません。2色を大きな面で分け、文字は白または濃色を別に選ぶ使い方が安全です。役割を分けるなら、より明るい「アイボリー」を広い背景面、より暗い「スプリング・ブーケ」をアクセント側に置く構成が一案です。
※ここでのΔEは、色図鑑側に保存された代表色値を基準にしたDB内の色差です。誕生色ページの参考HEXと完全に同一の条件で算出した値ではありません。
※HSLは掲載HEXから計算した画面上の比較値です。「印象」や「似合う人」を断定するものではなく、2色の数値上の違いを確認するための指標です。
6月14日の誕生色を「色の組み合わせ」として読む
6月14日の2色を色相ファミリーで見ると、日本版の「アイボリー」は黄橙〜黄系、Colorstrology系の「スプリング・ブーケ」は緑系に位置します。両者は中程度の色相差で、単に色名が違うだけでなく、色相環上の方向にも違いがあります。このため、2体系を並べて見ると「同じ誕生日に割り当てられた色でも、視覚的な性格は別物」という点が分かりやすい組み合わせです。
トーンまで分解すると、「アイボリー」は非常に明るい・やや高彩度、「スプリング・ブーケ」は中明度・中彩度です。 明るさでは「アイボリー」が上、「スプリング・ブーケ」が下に位置します。 彩度では「アイボリー」の方が強く、「スプリング・ブーケ」の方が落ち着いた方向です。
実用面では2色だけだと明暗差が小さめです。隣接させる場合は余白・枠線・白や濃色など第三の色を加えると、情報の境界を作りやすくなります。 配色の役割を決めるなら「アイボリー」を広い面、「スプリング・ブーケ」を締め色側に置く考え方が使えます。
6月14日の2つの誕生色は「意味」と「使い方」でどう違う?
6月14日の2色は、誕生色としての割り当て元だけでなく、色名そのものの意味や実用上の扱いも分けて確認すると整理しやすくなります。下の比較は、色しるべの色図鑑DBに保存された意味・用途データを短く要約したものです。
アイボリー
- 意味の要点
- アイボリーは、英語 ivory に由来する色名で、もともとは象牙そのものを指します。色としては純粋な白ではなく、黄みやわずかな灰みを含む淡い色を表します。コトバンクの色名辞典ではJIS上「黄みのうすい灰色」とされ、象牙色と同系統の色として説明されています。日常ではオフホワイト、クリーム、生成り、ベー…
- 使い方の要点
- インテリアでは壁、カーテン、ソファ、寝具など大きな面積に使いやすく、木目やベージュ、ブラウンと組み合わせると温かな空間を作れます。ファッションでは白の代わりになる柔らかなベースカラーとして、ネイビー、カーキ、ブラウン、くすみ色などと合わせやすい色です。Webや印刷では背景色に使うと純白より穏やかな画…
- DBの厚み
- 由来・歴史・文化まで補足あり
スプリング・ブーケ
- 意味の要点
- スプリング・ブーケは誕生色の体系で用いられる色名です。色しるべでは、誕生色としての掲載事実と参考HEXを出典と分けて整理しています。
- 使い方の要点
- Webやデザインでこの色を使う場合は、掲載しているHEXを画面表示用の目安として利用できます。印刷物では用紙・インキ・照明・色管理条件によって見え方が変わります。
- DBの厚み
- 意味・用途データあり
2色は語義確認に使っている資料系統が異なる場合があるため、色名の定義と誕生色としての割り当てを混同せずに読むのがポイントです。
※ここでの「意味」は色名・色資料側の説明を要約したものです。誕生色から性格や運勢を科学的に判断するものではありません。
6月14日の2つの誕生色はどう違う?
冒頭で見た2色を、ここでは色相方向と明るさの違いに絞って比較します。細かなRGB・HSL・CMYKは上の早見表で確認できます。
2色はHSL Lightnessに大きな差があります。白や黒に非常に近い色を含む場合は、HueやSaturationだけで見た目を判断しないことが重要です。
HSLの数値を見るときの注意
6月14日の誕生色を文字や背景に使うときのコントラスト
Webで背景色として使う場合は、色名だけでなく文字との明暗差も確認すると読みやすさを保ちやすくなります。以下はWCAGのコントラスト比の計算方法に基づく参考値です。
※AAの一般的な目安は通常文字で4.5:1以上、大きな文字で3:1以上です。実際のUIでは文字サイズ・太さ・周辺色も合わせて確認してください。
6月14日の誕生色についてよくある質問
関連ページ・この誕生色を使う
- 6月の誕生色一覧
- 366日の誕生色を調べる
- この日付を使って2人のバースデーカラーを混ぜる
- この日付を使って2人のバースデーカラーを組み合わせる
- この日付のバースデーカラームーンを作る
- 色を比べる
- 配色ラボを使う
主要出典・確認方針4件出典を見る
誕生色は単一の公的規格ではないため、色しるべでは日本版とColorstrology系の参照元を分けて記載しています。以下はこの記事で確認した主要な公開資料です。
- Happy Birthday Project|誕生色一覧
- I-IRO|6月14日の誕生色
- W3C|CSS Color Module Level 4(HSL・CSS色表現)
- W3C WAI|WCAG 2.2 Contrast (Minimum)(コントラスト比)
HEXは画面表示用の参考値です。物理的な色見本やPANTONE実物色と完全に同一ではありません。
