色を使った言葉一覧|色名が入る慣用句・表現と意味

色を使った言葉一覧|色名が入る慣用句・表現と意味に関係する色を使ったアイキャッチ

色を使った言葉一覧|色名が入る慣用句・表現と意味

日本語には、色そのものを表すだけでなく、人の状態や性格、関係、判断などを表すために色名を使う言葉が数多くあります。

はじめて読む方へ|まず知っておきたい基本

赤・青・白・黒など色名が入る日本語の慣用句・表現を一覧で紹介。青二才、顔が青い、白黒つける、腹黒い、赤の他人など、色が比喩として使われる意味を解説します。

日本語には、色そのものを表すだけでなく、人の状態や性格、関係、判断などを表すために色名を使う言葉が数多くあります。

この記事の色

記事テーマを視覚的に理解するための色見本です。概念に固定の公式色がない場合は教材表示として扱います。

← 左右にスライドできます →
教材色 1#3F6682
教材色 2#DDB04F
教材色 3#70A477
教材色 4#C96567
教材色 5#7862A1

「青二才」「白黒つける」「腹黒い」のように、色が比喩へ広がった表現を知ると、日本語の色文化が見えてきます。

青を使った言葉

  • 青二才:若く、経験が浅い人を指す表現
  • 青臭い:考えや言動が未熟である
  • 顔が青い:恐怖や体調不良などで血の気が引いた様子
  • 青写真:計画・構想のたとえ

「青二才」の語源と「青=未熟」の関係は青二才とは?で詳しく解説しています。

赤を使った言葉

  • 赤の他人:まったく縁のない他人
  • 赤裸々:包み隠さずありのままであること
  • 赤恥をかく:ひどく恥ずかしい思いをする
  • 赤字:支出が収入を上回る状態

白を使った言葉

  • 白黒つける:物事の是非・善悪・勝敗などを明確にする
  • 白紙に戻す:計画や決定をなかった状態へ戻す
  • 白い目で見る:冷淡・非難の気持ちを込めて見る
  • 潔白:不正ややましい点がないこと

黒を使った言葉

  • 腹黒い:心に悪だくみがある
  • 黒幕:表に出ず、裏で物事を動かす人物
  • 黒字:収入・利益が支出を上回る状態
  • 黒星:敗北

「色」そのものを使った表現

  • 色を失う:驚きや恐れで顔色が青ざめる
  • 色を付ける:値引き・割り増し・おまけなど好意を加える
  • 色眼鏡で見る:先入観を持って見る
  • 十人十色:人それぞれ考えや好みが異なる

「色を失う」、「色を付ける」は、それぞれ個別記事でも詳しく解説しています。

色名が比喩になる理由

色は目で見て分かりやすいため、人の状態や価値判断を表す比喩として使われやすい言葉です。

ただし、同じ色でも文化や時代によって意味は変わります。たとえば黒は「悪いもの」の比喩にも使われる一方、黒字では利益を表します。色そのものに一つの意味が固定されているわけではありません。

まとめ|色の言葉には日本語の文化が映る

赤・青・白・黒などは、色名だけでなく、未熟さ、判断、感情、利益・損失などさまざまな意味へ広がっています。

一つ一つの言葉の成立や古い用例を辞書で確かめると、色が日本語の中でどのように比喩化されてきたかを理解できます。

主な参考資料

出典・確認情報