韓国の伝統色とは?五方色に見る白・赤・青・黒・黄
はじめて読む方へ|まず知っておきたい基本
この記事で出てくる基本用語を先に確認します。ここだけ押さえておけば、専門知識がなくても本文を読み進められます。
伝統色は、歴史・文化・染織・工芸などの中で受け継がれてきた色名です。昔から単一のデジタル数値が決まっていたわけではないため、資料によって代表値が異なることがあります。
韓国の伝統色文化を理解するうえで重要な概念の一つが、五方色(오방색/オバンセク)です。五行思想と結びつき、青・赤・黄・白・黒の五色が方角や自然の要素と対応します。
五方色は、青=東、赤=南、黄=中央、白=西、黒=北という対応を基本とします。衣服、工芸、建築、儀礼などで参照されてきた色体系です。
記事テーマを視覚的に理解するための色見本です。概念に固定の公式色がない場合は教材表示として扱います。
#3F6682#DDB04F#70A477#C96567#7862A1伝統色を、使われる文化と一緒に見る
日本の色は、色名だけでなく染織・漆・陶磁器・絵画などの素材や文化と結びついてきました。
※ 図の色は各分野の代表色を厳密に再現したものではなく、文化と色の関係を理解するための概念表示です。
日本の伝統色一覧を見る →五方色の対応一覧
| 色 | 方角 | 五行 |
|---|---|---|
青#006AB6色ページを見る → |
東 | 木 |
赤#BE0032色ページを見る → |
南 | 火 |
黄#FFFF00色ページを見る → |
中央 | 土 |
白#F0F0F0色ページを見る → |
西 | 金 |
黒#2A2A2A色ページを見る → |
北 | 水 |
韓服と色
韓服では、年齢・場面・身分・儀礼などに応じて多様な色が使われてきました。五方色だけで全ての韓服配色を説明できるわけではありませんが、伝統的な色の考え方を理解する重要な手がかりになります。
白の文化
韓国文化では白い衣服が歴史的に重要だったことが知られています。白は日常衣服や儒教的価値観、生活文化と結びつく一方、五方色では西・金に対応します。
五方色の背景には東アジアで共有された五行思想があります。韓国ではそれが独自の衣服・工芸・儀礼文化と結びついて展開しました。
よくある質問
韓国の伝統色は5色だけですか?
いいえ。五方色は基本概念の一つで、実際の染織や韓服にはさらに多様な色があります。
青は緑も含みますか?
古い東アジアの色概念では、青が青緑・緑を含む広い範囲を指す場合があります。











