銅色
銅色は、金属の銅を思わせる赤褐色〜赤黒い光沢色です。色しるべでは画面表示用の代表値として #B87333 を採用しますが、実物の銅の光沢や酸化による変化は単一のHEXでは表せません。
※ CMYKはICCプロファイルを使用しない一般的な参考換算値です。印刷条件によって値は異なります。
HEX・RGB・CMYKなどの見方数値の意味を確認する
色の数値に慣れていない方は、ここを開いて用語の意味を確認できます。
Webでよく使う #RRGGBB 形式の色表記です。
赤・緑・青の光を0〜255などの数値で表します。
色相・彩度・明度で、色の方向や鮮やかさを見やすくした表現です。
印刷用の目安です。実際の印刷色は紙・インキ・ICCプロファイルなどで変わります。
色相・明度・彩度で色を体系的に表す表色系の値です。資料に値がある色だけ表示します。
同じ色名でも、資料・規格・表示環境によって代表値が異なることがあります。色しるべでは、確認できる出典と数値を分けて扱います。
銅色の意味
銅色は、金属の銅を連想させる赤褐色・赤黒い光沢色を表す色名です。 デジタル表示では赤みのある茶橙系として表現されます。
銅色の名前の由来
名称は金属の銅(あかがね)に由来します。 辞書では「銅のような、赤黒く光沢のある色」「銅のような赤黒い色」などと説明されています。
銅色の歴史
「銅色」という語は日本語資料で古くから確認でき、辞書には16世紀の用例や、明治期文学の用例も収録されています。 金属の銅は古くから器物・貨幣・建築・工芸などに用いられてきました。
銅色と文化
銅は工芸・建築・器物などで長く使われてきた金属です。 新しい銅の赤みのある金属色だけでなく、酸化すると緑青を生じるため、実物の銅製品では時間経過による色変化も重要です。
銅色の印象と使い方
印象・イメージ
画面上の #B87333 は赤みのある茶橙色で、温かさや素材感を連想しやすい色調です。 これは一般的な連想であり、心理効果を断定するものではありません。
使われ方
Webやデザインでは #B87333 を銅色の参考表現として使えます。 金属感を出したい場合は単色だけでなく、ハイライト・陰影・反射表現を組み合わせます。印刷や塗装では媒体・インキ・表面仕上げの条件を優先してください。
銅色を、身近なモチーフに当てて見る
文章で読んだ色の特徴を、同じ基準色を使った簡易モチーフで視覚的に確認します。自然物や素材そのものの実物色を示すものではなく、色面の広がり・明暗・まとまりをつかむための補助です。
木の形で見る
木目のような線が入ったときの見え方
土の形で見る
細かな粒状面で見たときのまとまり
革の形で見る
広い素材面で見たときの深さ
陶器の形で見る
硬い素材に置いたときの見え方
明るい色・暗い色は、基準HEXから明度を調整した理解用の派生色です。カードから近い登録色や関連ツールへ移動できます。
文章の確認に使った資料
銅色の読み・定義・歴史的用例を確認。銅のような赤黒く光沢のある色として記載。
#B87333 をデジタル表示用代表値の参考として確認。実物金属の公式HEXとは扱わない。
銅色と近い色を数値で比べる
下の「近い色一覧」とは役割を分け、ここでは近い3色について、明るさ・鮮やかさ・色相がどう違うかを比較します。
銅色に近い色
CIEDE2000による色差ΔE00を使い、近い色を種類ごとに分けて表示します。
登録色から
銅色と由来・素材でつながる色
数値的に近い色とは別に、共通する染料・素材・技法を最優先し、由来が同じ場合は文化・時代・色系統の一致も確認して厳しく選んでいます。条件を満たす色が少ない場合は、無理に件数を増やしません。
銅色から「もっと○○」な色を探す
OKLChの明るさ・クロマ・色相を基準に、現在の色から少し方向を変えた登録色を自動で選びます。
銅色を使った配色
OKLChを基準に機械的に生成した配色候補です。実際の用途や文字の読みやすさに合わせて調整してください。
銅色の分類
詳しい色彩データLab・LCh・OKLab・OKLCh・輝度・コントラストまで確認
銅色の詳細な色彩データ
| HEX | #B87333 |
|---|---|
| RGB | 184, 115, 51 |
| CMYK参考値 | 0.0%, 37.5%, 72.3%, 27.8% |
| HSL | 28.9°, 56.6%, 46.1% |
| HSV | 28.87°, 72.28%, 72.16% |
| CIELAB | L* 54.7551 / a* 21.6531 / b* 45.3964 |
| CIELCh | L* 54.7551 / C* 50.2960 / h 64.50° |
| OKLab | L 0.617953 / a 0.057843 / b 0.101819 |
| OKLCh | L 0.617953 / C 0.117102 / h 60.40° |
| 相対輝度 | 0.226908 |
| 白とのコントラスト | 3.79:1 |
| 黒とのコントラスト | 5.54:1 |
代表色値の出典・確認情報
#B87333 は色しるべのWeb表示用代表値です。実物の銅そのものの公式HEXではありません。銅の色は表面状態・酸化・照明・反射で変化します。
#B87333 は色しるべ代表値です。実物の銅、銅箔、メタリックインキ、塗装色は同一ではありません。「赤銅色」「ブロンズ」とも区別して扱います。
銅色を背景にした文字の見え方
同じ背景色でも、白文字と黒文字では読みやすさが大きく変わります。実際の表示とコントラスト比を並べて確認できます。
この色を背景にして、白文字を置いたときの見え方です。
サンプルボタンこの色を背景にして、黒文字を置いたときの見え方です。
サンプルボタン高い方のコントラスト比は 5.54:1 です。実際のデザインでは、文字サイズ・太さ・背景画像・透明度も含めて確認してください。
※ 数値はこのページのWeb表示用代表HEXをsRGBとして計算した目安です。通常本文4.5:1、大きな文字3:1を比較基準として表示しています。
数値を図で見る色相・彩度・明度の位置と、RGB / CMYKの構成を確認
銅色の色の位置を見る
数値だけでなく、色相・鮮やかさ・明るさの位置を図で確認できます。
※ ここではWeb表示用の代表HEXからHSLを計算しています。資料・印刷・実物の発色とは条件が異なる場合があります。
RGBとCMYK参考値を「構成」で見る
同じ#B87333でも、画面ではRGBの光、印刷ではCMYKのインキ量という別の考え方で表します。 数字だけでなく、各チャンネルの大きさを横棒で比べられます。
RGB|光の3チャンネル
RGBはディスプレイ上の光の成分です。3チャンネルが大きいほど光が加わります。
CMYK|印刷用の参考換算
CMYKはICCプロファイルを使わない一般的な参考換算です。実際の印刷結果は紙・インキ・印刷機・プロファイルで変わります。
この図は「どの成分で色を表しているか」を学ぶためのものです。印刷色の厳密な再現や校正には、出力条件に合ったICCプロファイルと実機確認が必要です。
銅色は、どれくらいの面積で使う?
同じ色でも、使う面積が変わると全体の印象は大きく変わります。 背景・主役・アクセントの3つの役割で見比べられます。
銅色を背景に使う
色そのものを広い面積で見せる使い方です。
壁面、紙面の大きな色面、背景、布地などで、この色自体を空間の印象として見せたいときの考え方です。
銅色を主役に使う
周囲を抑え、この色を中心として見せる使い方です。
作品の主役、見出し、家具、パッケージの主要部分など、色をしっかり見せつつ全体を支配しすぎない構成です。
銅色をアクセントに使う
少量だけ置いて、視線を集める使い方です。
小物、刺繍、ボタン、図形、ポイント色など、少ない面積でこの色を効かせたいときの構成です。
配色比率に絶対の正解があるわけではありません。 用途、素材、画面サイズ、照明、周囲の色によって、心地よい面積は変わります。 このページでは「大きく使う・主役にする・少量だけ効かせる」の違いを比較するための一例として表示しています。
この色を、使う場面で見る
同じ色でも、紙・布・画面・空間など使う場面によって見え方が変わります。用途別のイメージを見比べられます。
切り絵・紙もの
大きな色面と差し色の位置を、紙を重ねる感覚で確認できます。
布・刺繍
細かな色が隣り合ったときのまとまりを、布や糸のような細分化で見ます。
イラスト
背景・主役・補助色・アクセントに分けたときの見え方です。
インテリア
壁・床・家具・小物に置いたときの色面バランスをイメージできます。
文字・印刷
背景色・文字色・罫線として使ったときの雰囲気を確認できます。
色覚多様性で、この色の見え方を参考比較
#B87333 を、代表的な3つの2色覚タイプで近似シミュレーションします。 色の見え方には個人差があり、ここでの表示は診断ではなく、デザイン・教材用の参考です。
元のsRGB表示
#B87333このページで採用している代表HEXです。
P型強度の参考
1型2色覚 / Protanopia #887A2CL錐体が機能しない2色覚を想定した参考シミュレーションです。
D型強度の参考
2型2色覚 / Deuteranopia #988934M錐体が機能しない2色覚を想定した参考シミュレーションです。
T型強度の参考
3型2色覚 / Tritanopia #C96465S錐体が機能しない2色覚を想定した参考シミュレーションです。
色覚タイプによっては、異なる色が近く見える場合があります。 状態・警告・分類などは、色に加えて文字、アイコン、形、線種、模様などでも区別してください。
計算方法と注意点
Machado, Oliveira & Fernandes (2009) の完全2色覚(severity 1.0)用3×3行列を使用しています。 代表HEXのsRGBを線形RGBへ変換して行列を適用し、表示用sRGBへ戻しています。
これは「実際に全員がこの色に見える」という意味ではありません。 色覚特性には程度差・個人差があり、画面環境によっても表示は変わります。 複数色の識別性を確認する場合は、単色ではなく実際の配色全体で評価する必要があります。
銅色を仕事で使うときの見方
同じ色でも、画面・印刷・素材・照明で見え方は変わります。職種ごとに、まず確認したいポイントをまとめています。
銅色から関連する色を探す
色系統・分類・由来・季節・素材・文化用途などから、関連する色の一覧へ進めます。
資料別比較
資料によって、この色はどれくらい違う?
「銅色」について、 色しるべ採用値と資料別に確認された色値を比較します。
Lab(D65)
54.76, 21.65, 45.40
色面で資料差を見る
同じ大きさの色面で並べると、数値だけでは分かりにくい資料ごとの違いを直感的に確認できます。
| 資料 | 色 | HEX | 値の種類 | 採用値との差 ΔE00 | 確認 |
|---|---|---|---|---|---|
| 非公開: Wikipedia|Copper #B87333 / Maerz and Paul https://en.wikipedia.org/wiki/Copper_(color) | #B87333 |
デジタル参考値 | 0.00 ごく小さい差 | 確認済み |
同じ色名でも、資料・用途・規格・時代・デジタル化方法によって代表値が異なる場合があります。 ここでのΔE00は各HEXをsRGBとしてCIELAB(D65)へ変換した比較値であり、 実物試料を同一条件で分光測色した結果ではありません。 色しるべでは、資料差そのものを消さず、出典付きで確認できるようにしています。
この色では、登録されている複数資料のHEX値は一致しています。








